いじめ防止対策連絡協議会

令和6年7月11日 小松市庁舎にて『いじめ防止対策連絡協議会』に参加しました。
この協議会は、学校教育課長をはじめ、児童相談所、法務局、警察署生活安全課、小中学校校長、PTA連合会、いじめ対応アドバイザーから委員が進出され組織されています。

まず小松市内のいじめの状況・取り組み等について
『チーム学校ですべての児童生徒の成長を促す生徒指導』として重点項目についてお話いただきました。
昨年度のいじめ認知件数は

小学校67件、中学校69件
被害児童は特に中学1.2年生に多く
内容は『ひやかし、からかい、悪口』が50%近くを占めています。
これらは主にアンケートや個人面談で発覚しており、学校としては問題の早期発見に努めることを課題としているようです。
情報共有の場では、いじめの未然防止に向けた各関係機関の取り組みについて様々な意見交換がされました。

PTA連合会としては、子どもたちや保護者に一番近い立場にある事から、実際に周りで起きている事案を報告し、学校の先生方の対応について等をお話させていただきました。
未然防止も大切ではありますが、起きた後の適切な対応も大切であり
いかに双方の聞き取りが大事であるか
物事を多角的に見る必要があるか
いじめの背景をきめ細かく見て判断する必要があるか
また、保護者との信頼関係も大事である等
様々な意見交換ができました。

現在のいじめは複雑化、多様化しており、先生だけ、親だけでは対応しきれない部分も多く組織的に連携を取ることが大事です。
PTA連合会も、その一組織として子どもたちの為に、学校現場の生の声を吸い上げていけたらなと思います。